毎年、8月6日は「とうろう流し」のボランティアで広島平和公園に来てお手伝いをしております。
広島には昔からお盆に安芸門徒特有のお墓の周りを色とりどりの灯籠をお供えします。スーパーやコンビニでも売ってます。(上の写真)
その流れだと思うのですが、1枚目の写真の右下に写っているのが広島のとうろう流しの「とうろう」です。
実は、広島の中央部の商店街振興組合が中心になって運営されているんですよ。甲三堂は広島流川商店街の一員として私が参加しております。
学生の頃からなので30年以上になりますかね。
8月6日の午後6時から9時まで色とりどりのとうろうを流す事が供養となるとされております。
以前は事務局が代筆し代行して流していたのですが、今は個人で流したい人が多くご供養される方の名前や戒名を書く人より平和のメッセージを書く方が段々多くなってきました。
もともとこのイベントも「広島の復興」を祝うお祭りだったんですよ。
自分が生まれる年までは、なんと平和公園の中で花火大会が行われていたんですよ。ドンドンパンパン! しかし、時代の流れに沿うように「平和へのひたむきな祈りを捧げる」エリアへと変貌したのです。
海外からのお客様も多数お見えになり、国境を越えて共に核廃絶の祈りを捧げることが出来ました。
特に今年は、国連の潘基文事務総長、米国政府を代表してジョン・ルース駐日大使らが参列されたため市内の交通渋滞は半端じゃない!
VIPの通過道路は信号調整され、イライラの車がたくさんいました。
みなさん、暑い中お疲れさまで〜す。